9月23日（土）、24日（日）東京都渋谷区代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて地域みらい留学2023合同学校相談会が開催されました。岩手県の高校が各校の魅力を発信している様子をお伝えします。

【地域みらい留学】

「地域みらい留学」とは、高校進学を控えた中学生を対象に、都道府県の枠を越えた地域留学を支援するプログラムで、一般社団法人「地域・教育魅力化プラットフォーム」が主催しています。全国33道県100以上の高校が参画し、岩手県内の高校においても、県外からの志願者を募集する「いわて留学」を実施している県立高校13校のうち、９校が参画しています。

【合同学校相談会】

合同学校相談会では、103校が各ブースに分かれ、教育内容、進路、生活環境等を高校教員、市町村職員、コーディネーター、生徒等が中学生やその保護者に対面で説明するもので、今回の相談会には事前予約だけで511組の申し込みがあり（主催者発表）、予約をせずに参加する方も多数いました。
「越えて、行こうー！」の掛け声から始まった相談会は、会場中が熱気で包まれていました。
県内各校も来場者を惹きつけ、志願に繋げようと、積極的に声をかけ、学校の取組や地元市町村による支援などの魅力をPRしていました。
今後も、オンライン説明会やオープンスクールを実施する予定の学校があり、随時学校の魅力を発信していますので、各校note（写真下の校名にリンク）や県教育委員会「いわて留学」note等をご覧ください。

遠野高校と西和賀高校では生徒も参加し、自分たちの言葉で高校の特色・魅力を伝えていました。

遠野高校　２年　佐々木琶音さん
「言いたいことがたくさんあり過ぎて、まとめるのが大変でしたが、遠野高校のいいところはPRできたと思います！」

西和賀高校　２年　伊藤奨真さん
「オンラインでも説明する機会はありましたが、対面だとどういう所に興味を持つか表情から伝わって楽しいです！」
同校　１年　立山莉桜さん
「予約は少なかったですが、旗やポスター等を見て説明を聞きに来てくれる人もいて、オンラインより楽しいです！」

なお、今回参加されなかった伊保内高校も、7月にオンラインでの合同学校説明会に参加しています。この夏には、九戸村内に地域みらい留学で入学した高校生等の単身用集合住宅が完成しました。

会場ロビーには、各校のパンフレットが並べられていました。岩手県の各校も限られたスペースを最大限に活かし、旗やプレゼントを利用してアピールしていました。予約をせず、迷っている中学生がいることも多く、声をかけて各校のブースに積極的に勧誘している姿も見られました。

【「いわて留学」案内リーフレット】

県教育委員会では、「いわて留学」を県外にPRするため、「いわて留学」案内リーフレットを作成し、「いわて銀河プラザ」（東京都中央区銀座）の観光案内コーナーに案内リーフレットを置いています。立ち寄った際には、ぜひ手に取ってご覧ください。
また、案内リーフレットは、岩手県名古屋事務所、大阪事務所、福岡事務所にも置いています。

リーフレットは、下からもダウンロードできるので、ぜひご覧ください。