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いわて高校魅力化PRアワード審査結果発表・表彰

各県立高校が4月~9月の期間にnote に投稿した約2,800件の記事の中から、5つの部門(探究/部活動/クリエイティブ/生徒ライター/フリーテーマ)にエントリーのあった、各校厳選の197記事(部門ごとに各校1記事まで(最大5記事))について、岩手県教育委員会と note 株式会社が慎重に審査を行い、大賞「教育長賞」と各部門賞を決定しました。

12月18日(月)に開催された表彰式においては、オンラインを併用して各賞受賞校を発表し、受賞校を代表して、大賞を受賞した遠野高等学校に、佐藤一男教育長から賞状と特典のnoteオリジナルのペン、ノート、ステッカーが授与されました。なお、遠野高等学校に対しては、生徒の教育旅行が授与され、note 株式会社を訪問し、施設見学や記事作成講座受講等を行う予定です。
また、各部門賞を受賞した高校には、賞状とnoteオリジナルステッカーが授与されました。

教育長から賞状を授与される代表生徒の佐々木琶音さん
特典のnote社オリジナルのペン、ノート、ステッカー

【講評】note株式会社 ディレクター 青柳望美 氏
note社の青柳氏はオンラインで表彰に参加され、次のような講評をいただきました。

「その学校ならではの魅力」を伝える情報発信で重要なのは、空気感を伝えることではないかと思います。盛り上がっていた様子や悩んでいた様子。気持ちが伝わってくる文章でストーリーを届ける。そんな学校の空気感を感じられる発信が、中学生や保護者や地域の人や遠くの誰かに届き、魅力が伝わって応援してくれる人が増えていくのではないかと思います。
今回受賞された作品はどれも、その場の空気感やストーリーが伝わってくるすてきな記事でした。
探究部門を受賞した大槌高校さんは、何を“考える”授業なのか、その思考内容が書かれていることで、探究授業がどんなものか具体的にイメージできました。
部活動部門を受賞した杜陵高校さんは、完成したまんが作品とともに大会の内容が描かれ、「ここでしか経験できない夏の思い出」としめくくられています。部活動の青春を感じさせる、とてもすてきな読後感です。
クリエイティブ部門を受賞した金ケ崎高校さんは、まず見出し画像のデザイン性が高く目を引きます。作品と解説だけでもおもしろいのですが、最後にここまで見てきた作品の提出期限前の様子が描写されています。教室の空気感が伝わってきて、もっと読みたいと思わせてくれます。
生徒ライター部門を受賞した葛巻高校さんは、生徒のみなさんの普段の話し言葉で描かれていることで、臨場感や興奮が伝わってきます。左寄せと右寄せをつかって会話形式を表現する発想も、とてもクリエイティブです。
フリーテーマ部門を受賞した水沢高校さんは、伝える方法は文章だけではない、というお手本のような記事です。文章は最小限、写真で運動会の魅力をこれでもかと表現しています。運動会に参加していたような気持ちにさせてくれる記事でした。
受賞された学校のみなさま、本当におめでとうございます。ぜひ来年も、すてきな記事をたくさん読めることをたのしみにしています。

【挨拶】遠野高校 佐々木琶音 さん
遠野高校の佐々木さんは、受賞の喜びや感謝、note記事作成による高校の魅力の新たな気づき等が伝わる挨拶をしました。挨拶の内容は遠野高校note記事に掲載されています。

各賞受賞校は以下のとおりです。

🏆大賞「教育長賞」

【遠野高等学校】(探究部門)
<受賞理由>
生徒が、地域や書店の抱える課題に対して、施設やグループと協働しながら主体的に探究活動に取り組む様子について、的確な解説や写真を用いた分かりやすい構成で伝え、探究内容とともに高校の特色・魅力への理解が深まる記事であることが評価されました。


🥇部門賞

探究部門【大槌高等学校】
<受賞理由>

生徒が地域の課題に主体的に取り組む様子について、テーマの目的、課題設定、調査内容、活動の価値等を交えた具体的で分かりやすい構成となっており、中学生等にとっても高校での探究活動の取組がイメージしやすい記事であることが評価されました。

部活動部門杜陵高等学校・本校定時制】
<受賞理由>

生徒が全国大会の場で協力して取り組む様子について、制作した作品とともに掲載することで、当日の生き生きとした創作活動、苦労や充実感が伝わる記事であることが評価されました。

クリエイティブ部門【金ケ崎高等学校】
<受賞理由>
生徒が美術の授業で作成した作品について、大胆な配置と作品解説で構成し、作品自体がクリエイティブであるとともに、高校での確かな学びの足跡が見られる記事であることが評価されました。

生徒ライター部門葛巻高等学校】
<受賞理由>
芸術鑑賞会でライブを鑑賞した様子について、鑑賞会に向けて尽力した生徒の会話形式で構成し、生徒の感想がうまく盛り込まれており、高校生の若々しい感性に引き込まれるような記事であることが評価されました。

フリーテーマ部門水沢高等学校】
<受賞理由>
4年ぶりに一般公開となった運動会の様子について、1日の流れで写真とキャプションをふんだんに掲載することにより、生徒の躍動感や運動会の盛況ぶり及び学校活動ができることへの感謝等が伝わり、読み手の興味・関心を強く惹く記事であることが評価されました。


👏優良記事

2次選考に選抜された優良記事は以下のとおりです。なお、優良記事の掲載順は部門毎に記事の掲載日時順です。

探究部門

高田高等学校】

盛岡北高等学校】

部活動部門

【水沢農業高等学校】

花北青雲高等学校】

水沢高等学校】

クリエイティブ部門

宮古水産高等学校】

岩泉高等学校】

宮古商工高等学校】

生徒ライター部門

宮古高等学校】

盛岡農業高等学校】

遠野高等学校】

フリーテーマ部門

盛岡農業高等学校】

種市高等学校】

葛巻高等学校】


これからも応援をお願いいたします。
今回の「いわて高校魅力化PRアワード」の、優良事例を参考にし、各県立高校における特色・魅力ある情報発信がさらに充実していくものと思います。引き続き、県立高校のnote記事を見て、各校への理解を深めていただき、応援いただきますようお願いいたします。