令和7年度 岩手県立高等学校への県外からの志願について(いわて留学)
【いわて留学】
岩手県教育委員会では、岩手県立高等学校の入学者選抜において、県外からの志願者を募集しています。
今回は、令和7年度入学者選抜において県外からの志願者の募集を実施する15校(沼宮内、葛巻、平舘、大迫、遠野、遠野緑峰、黒沢尻工業、西和賀、水沢農業、住田、大槌、宮古水産、岩泉、種市、伊保内)を紹介します。なお、令和7年度募集の詳細については、各校のホームページ及びnote、令和7年度岩手県立高等学校入学者選抜実施要項でご確認ください。(実施要項については、例年、10月下旬ころに公表しています。)
【沼宮内高等学校(普通科)】
自然豊かでホッケーと彫刻の町として知られる岩手町。恵まれた環境の中で、生徒一人ひとりが主役として活躍する学校です。SDGs未来都市認定の岩手町と連携協定締結。協働事業としての探究活動をとおし、主体性、多様性、協働性を育みます。
【平舘高等学校(普通科・家政科学科)】
八幡平国立公園、岩手山など自然豊かな八幡平市唯一の高校として、地域連携や地域資源活用をとおした、様々な体験学習や探究活動、家庭クラブ活動が活発に行われています。家政科学科が中心となり、『紫薫枕製作』や『紫根染』などの伝統的な活動も受け継いでいます。
【遠野高等学校(普通科)】
各種外部団体の協力を得て、探究活動「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」に取り組んでいます。地域の課題を発見し、解決していく過程で、社会で活躍するための力を身につけていきます。部活動や対外交流事業も盛んで、生徒が輝く学校です。
【遠野緑峰高等学校(生産技術科・情報処理科)】
生産技術科と情報処理科の2つの学科があり、「農業・家庭」および「商業」にかかわる幅広い産業に対応した実践力と、郷土・地域社会に貢献する積極的な態度を育て、未来を切り拓く感性と創造性豊かな人間の育成を目指す学校です。
【黒沢尻工業高等学校(機械科・電気科・電子科・電子機械科・土木科・材料技術科)】
岩手のものづくりの中心地であり、自動車、半導体、電子部品の工場が集積する北上市に黒沢尻工業高校はあります。全日制6学科【機械、電気、電子、電子機械、土木、材料技術】と専攻科【工業技術科】を設置する工業の専門高校として、企業や地域と連携し、未来のものづくりを担う人財を育成します。
【住田高等学校(普通科)】
時代を先取りし、新しいことに挑戦しながら地域社会の活性化を目指す住田高等学校は、自分と向き合うことで、新しい自分を発見できる学校です。文部科学省指定「研究開発学校」による新設教科「地域創造学」を教育課程の中核として、豊かな住田の自然を生かした学びが展開されています。自然の中での学びを通して、生徒の感性や可能性を伸ばします。
【大槌高等学校(地域探究科)】
新学科「地域探究科」がスタートした大槌高校では、魅力化コンセプト『大海を航る、大槌(ハンマー)を持とう』を掲げ、予測の難しい未来社会を航海するための武器となる「ハンマー=自分の強み」を育てます。豊かな自然と温かな人々に囲まれた大槌で、自分だけのハンマーを見つける旅をしませんか?
【宮古水産高等学校(海洋生産科・食物科)】
1895(明治28)年に創立された、日本で最も歴史のある水産高校です。海技士取得や水産の6次産業化について学ぶ海洋生産科、調理師免許が取得できる食物科、大型船舶の船長・航海士を目指す専攻科漁業科を設置。海・船・魚、食べる・つくる・もてなすが好きな人材を募集しています。
【岩泉高等学校(普通科)】
創立81年目を迎えた地域唯一の公立普通科高校。自然豊かな環境の中、どの生徒も輝ける学校づくりを目指しています。地域との連携力は県内でもトップクラス。特にも総合的な探究の時間、通称「KIZUKIプロジェクト」において地域や自己の課題・特徴に気づき、未来を築くプログラムでどの生徒も大きく成長しています。学習や学校行事、地域とのつながりを意識しながらワクワクできる環境で生活することができます。
【伊保内高等学校(普通科)】
総合的な探究の時間を活用して地域の課題に取り組む「伊高むらおこし会社」や江刺家神楽伝承活動等を通して、地域社会に貢献できる人材の育成を目指します。生徒一人ひとりを大切にしたきめ細やかな指導を実践しています。
【葛巻高等学校(普通科)】
地域連携型の中高一貫教育により町内から入学する生徒と、近隣の市町村や「くずまき山村留学生」として全国から入学する生徒が一緒に地域の現状と課題の解決に向けた探究活動を主体的に行い、地域社会に貢献する社会の創り手の育成を目指しています。
【大迫高等学校(普通科)】
大迫高校は、平成30年度に創立70周年を迎えた歴史ある学校です。
小規模校の特徴を活かし「一人ひとりが主役になれる学校」をスローガンとして、日々の教育活動に取り組んでいます。
本校は花巻市大迫地区では唯一の高校でもあり、地域の特産物であるぶどうの栽培や、ユネスコ無形文化財に登録されている早池峰神楽の継承活動に関わるなど、地域との関係を大切にした教育活動を行っています。
【西和賀高等学校(普通科)】
少人数授業による一人ひとりを伸ばす指導体制が個々の進路実現をサポートします。部活動、生徒会活動、地域貢献に力を入れ自立心を育てる環境があります。西和賀町からの経済的支援が充実し、町全体が応援しています。
【水沢農業高等学校(農業科学科)】
農業科学科では、地域馬事振興への貢献意識の醸成等を目的とした学校設定科目「馬学」を3年次に選択し学ぶことができます。また、県内唯一の学校部活動である馬術部があり、創部71年の歴史と伝統を受け継いでいます。
【種市高等学校(海洋開発科)】
海洋開発科は、潜水・土木及び水中溶接の基礎的知識と技術を学べる全国唯一の学科です。将来は港湾工事、海底油田開発、海底ケーブル敷設、ダムや河川などの水中工事や調査、陸上の土木建設工事、あるいは溶接関係の仕事に携わることができます。
県外の中学生や保護者等、多くの方々に岩手県立高等学校の特色や魅力を知っていただきたいと思います。
岩手でしかできない体験をしたいあなたへ。