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岩手県教委でnoteをスタート!いわて高校魅力化が全県立高校ではじまります。

はじめまして。岩手県教育委員会です。

2022年2月18日、岩手県教育委員会はnote株式会社と連携協定を締結しました。
今後はメディアプラットフォーム「note」を活用して、学校や地域の関係者に「いわて高校魅力化」の取組を積極的に情報発信していきます

はじめての投稿になるこの記事では、本県が取り組む「いわて高校魅力化」とはどんな取組なのかについて、簡単にご紹介したいと思います。

高校魅力化とは?

岩手県では2年前から小規模校を中心に高校魅力化に取り組んできました。高校魅力化とは、「高校と地域等が協働して魅力ある高校づくりに取り組むこと」です。魅力化を通して、地域における生徒の探究的な学びを推進し、生徒一人一人の進路実現と地域の担い手育成を図ることを目指しています。
この魅力化の取組を来年度から全県立高校63校に広げていきます。

県教育委員会では、「いわて高校魅力化・ふるさと創生推進事業」を新たに立ち上げ、魅力化プロデューサーの配置や魅力化フォーラムの開催などを通して、全県での取り組みをバックアップしていく予定です。

魅力化事業

いわて高校魅力化グランドデザイン

岩手県教育委員会は2021年10月に「いわて高校魅力化グランドデザイン for 2031」を公表しました。グランドデザインは、2031年までの10年間の高校魅力化の方向性を示しているものです。

グランドデザインでは、高校の魅力化を進めていく上で、地域や企業、大学等の関係機関(魅力化協働パートナー)との連携・協働が不可欠としています。ここには、「高校魅力化は学校だけでは実現しない」という県教育委員会の強い想いが込められています。
高校生が身の回りにある「なぜ」「どうしたら」という答えのない問いと向き合い、学校での学びをベースに地域や企業、大学等の関係者との対話を通して考えを深め、学校での更なる学びへとつなげることで、岩手の高校生には、自分の中にある問いに向き合う力を身に付けてほしいと願っています。

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県教育委員会(高校教育課長)から学校関係者へのメッセージ

高校魅力化に取り組む際には、生徒も教師も学校を飛び出して(越境して)、地域の方々や企業、大学等をはじめとする学校の応援団と一緒に魅力化を楽しんでもらえればと思います。

岩手県では、これまでも県内・地域の中学生や保護者の皆さんから選ばれる学校、地域から応援される学校を目指して、各学校で特色化・魅力化を進めてきました。

大学等と連携して最先端の研究等に触れながら探究的な学びを深めたり、地元市町村や企業、NPO等と連携しながらこれからの社会の創り手育成に取り組んだりしています。

その様子は地域の新聞等にも何度となく取り上げられ、生徒たちの「自分たちもやればできる」という気持ちを大いに高めてきました。

今後、県立高校63校全校が今まで積み上げてきた財産をもとに新たな価値の創造を目指して、県や地域、国内外の本気の大人と協働しながらいわての高校特色化・魅力化を進め、ふるさと創生の担い手を育てていくことを期待してやみません。

魅力化に正解はありません。魅力化は大人の探究でもあります。生徒たちのワクワク・ドキドキや失敗しても何度でも挑戦する気持ちを応援し伴走しながら、生徒や学校の応援団と一緒に魅力化を楽しみ、岩手だからこそできる教育、やるべき教育を進め、ふるさといわてに誇りと愛着を持つ心を育み、岩手で、世界で活躍する人材を育てていきましょう

各高校の魅力化の取り組みをnoteでお届けします

岩手県教育委員会では、今後も高校魅力化の取組を定期的に配信していく予定です。また、各学校の取組についても順次、配信できるように準備しています。

県教育委員会と全県立高校63校の高校魅力化の取組が1つのプラットフォームに集うことで、各校の様子や本県全体の取組がこれまで以上に分かりやすく、素早く伝わるようになると期待しています。