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魅力化フォーラムを開催しました。        (令和4年度 岩手県立高等学校     魅力化フォーラム)

◇魅力化フォーラムを開催しました。

令和4年5月10日(火)サンセール盛岡において、各県立高校からの参集の他、オンラインによる参加も交えながら魅力化フォーラムを開催しました。
今年度から県教育委員会が国庫を活用して実施する「いわて高校魅力化・ふるさと創生推進事業」において、全県立高等学校が「高校魅力化」に取り組むにあたり、先行事例・好事例を共有しました。
各高校には取組推進の手がかりを得ていただき、すべての県立高校が一丸となって、魅力ある学校づくりに取り組む第一歩になりました。

◇基調講演

基調講演では島根県海士町から豊田庄吾(とよたしょうご)氏をお招きし、

 ⇒ 豊田庄吾 | Shogo Toyota|note

【教育の魅力化をどう進めていくか】
~隠岐島前の教育魅力化プロジェクトのこれまでとこれから~

と題し、参集者との双方向の議論を交えながら講演いただきました。

<豊田氏 講演風景>

講演の中では、「魅力化のこれまで」として、

『教育の魅力化とは、自分たちの学校や地域にとっての良い教育について、関係者で対話しながら探究、実践しつづけること。』

と【高校魅力化】の視点を提示いただきました。


「学び」の連鎖 (講演資料より抜粋)

「魅力化のこれから」として、『大人のあり方、本気度が問われている。』
とし、自ら取り組む「還流おこしプロジェクト」から見えてくる

『外部人材との関わりが、「逆」越境的な学習の機会を創り出し、地域住民のアンラーンを引き起こすきっかけをつくっているのではないか。』

と【ふるさと創生】の視点を提示いただきました。

◇講演

次に、「岩手県高校魅力化プロデューサー」として、支援いただいている
菅野祐太(かんのゆうた)氏が登壇し、

 ⇒|NPOカタリバ公式note|note

【高校魅力化の全県展開はどのように進むのか】

と題して、講演いただきました。

<菅野氏 講演風景>

なぜ魅力化を行うのか?という問いに対して、

『・意志ある未来をつくるために魅力化を行う。
 ・魅力化に込める意志は、関係者との対話を通して考えていく。
 ・多様な関係者と思いを共有するためには、魅力化が「高校生の資質能力 
  の育成」であることに重きを置くことが重要である。』

として、大槌高校の取組を例に説明をいただきました。


誰にとっての魅力化なのか (講演資料より抜粋)

講師お二人からいただいた大きな熱量を推進力に変え、各校で「高校魅力化」に取り組んで参ります。

次回はフォーラム後半の内容をお伝えします。