令和6年度第3回「いわて高校魅力化」研修会
◇「高校魅力化」の視点
岩手県教育委員会では、令和4年度より全県立高校を対象として実施している「高校魅力化」において、取組の視点の一つに「生徒にとっての魅力化」を掲げており、これは、「多様な教育資源・フィールドを活用した魅力ある教育活動をとおして、生徒が資質・能力を高めながら、豊かに成長していくこと」を目指しています。
◇「生徒の学び」「教員・関係者の学び」
今年度は、「いわての高校魅力化グランドデザイン for 2031」が示す連携の枠組みである「地域連携」「学術・国際連携」「産学連携」を踏まえたグループ構成とし、年度内5回程度の開催を予定しています。
◇研修会の目的
教員・関係者が参集し、探究活動等の優良事例や知見の共有を図り、対話や協働をとおして学びを深めることにより、生徒の資質・能力の育成に資する教員・関係者の実践力の向上を目指すこととしています。
◇第3回「いわて高校魅力化」研修会
◆日 時
令和6年12月24日(火) 10:20~15:40
◆場 所
花巻北高等学校
◆参加対象校
盛岡第一、盛岡第二、盛岡第三、盛岡第四、盛岡北、盛岡南、不来方、
花巻北、花巻南、遠野、黒沢尻北、水沢、一関第一(全)、大船渡(全)、釜石(全)、宮古(全)、久慈、福岡(全)
参加人数 19名(校長、副校長、指導教諭、教諭、養護教諭)
◆研修内容
花巻北高校の特色の一つともいえる「学びの祭典」を見学しました。その後、講師をお招きし、アントレプレナーシップ教育について勉強会を行いました。
◆「学びの祭典」見学授業
・フラクタル図形を用いた探究的な学習
・スペースプロジェクト・ワークショップ
・コンピュータプログラミングへの扉(ボールロボットプログラミング)
・便利なAIツールを使ってみよう
・IoTプログラミング演習
・英語発表会
・主権者教育 ~18歳成人として~
花巻北高校の「学びの祭典」についての詳細はこちら ↓↓
◆勉強会
講師 山形大学
アントレプレナーシップ教育研究センター
産学官連携研究員 丸尾 徹 氏
勉強会テーマを「アントレプレナーシップ教育」とし、山形大学アントレプレナーシップ教育研究センターでの取組を事例から学ぶ勉強会を行いました。
山形大学アントレプレナーシップ教育研究センターの「EDGE-PRIME Initiative」についての詳細はこちら ↓↓
◆参加者の感想意見より
◆生徒が学びを楽しいと感じる、先生方が楽しく授業する
県教育委員会では、生徒が学びを楽しいと感じられるように、そのためには、先生方が楽しく授業をできるように、そのような環境を創っていきたいと考えています。
生徒も教員・関係者も楽しく学び、魅力ある学校を創っていきましょう。
花巻北高校の皆様、ご協力ありがとうございました。