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いわて高校魅力化の来し方、行く末

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高校魅力化に向けた取組に参考となる文部科学省、他県の教育委員会、高校等の記事を紹介します。いわて高校魅力化の行く末のヒントになるかもしれません。
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#海士町

10月13日は失敗の日!

10月13日(日)隠岐島前高校では「失敗の日」を開催します。 ▶︎昨年度の様子はこちら 失敗の日は、「失敗を共に称え合う学校」という学校経営スローガンができた令和4年度からスタートした隠岐島前高校独自の学校行事です。 発祥はなんと北欧のフィンランド!本家フィンランドが「失敗の日」と定める10月13日にあわせて、隠岐島前高校でも毎年10月13日に実施しています。 今年度は生徒による失敗の日チームが発足され、当日に向けが準備が着々と進んでいます。失敗の日のInstagra

インタビュー#4 自分だけのガイドを作る場所(高校チーム・近藤)

インタビュー第4弾は、2024年4月から隠岐國学習センター(以下学習センター)高校チームで活動中の近藤亜紀さん。インタビューでは、学習センタースタッフとして迷いながら前に進んでいる経験を語ってくれました。 ▼近藤さんが学習センターを選んだ理由はこちらから! 教育にワクワクしなくなってしまった高校生の時に環境問題に関心を持って、大学生になってからESD(持続可能な開発のための教育)に出会って、そこから離島での公教育、隠岐島前高校と教育魅力化プロジェクトにたどりつきました。

インタビュー#3 生徒と共に育つ場づくり(高校チーム・吉岡)

インタビュー第三弾は、前回インタビューした岸川さんと同期・同じ高校チームで働く吉岡慧(あきら)さん。同じ学習センター・高校チームに所属しながらも、取り組んでいる内容や生徒へのアプローチの仕方がまったく異なる二人。違っているからこそ、多様な生徒対応が可能になるんだなと改めて感じるインタビューになりました。 ▼吉岡さんが学習センターを選んだ理由はこちらから! 「先生」じゃなくて「あきら」のままで隠岐島前教育魅力化プロジェクトに関心を持ってから、おもしろそう!ここで何をしている

インタビュー#2 主役は生徒、でも一緒に未来を見たい(高校チーム・岸川)

インタビュー第二弾は、2024年4月から隠岐國学習センター(以下学習センター)高校チームで活動中の岸川桃子さんに仕事内容や、大切にしていることを聞きました。 ▼岸川さんが学習センターを選んだ理由はこちら 学習センターで「自分がいる意味」を見つける学習センターは、まず「高校チーム」と「小中チーム」に分かれていて、学校現場以外の場所から高校生を見たかった自分は高校チームの所属を選びました。 高校チームの仕事は、大きく言うと①教科指導の伴走、②探究活動の伴走、③学習センターの

インタビュー#1 島の小中学生の日常をワクワクにしたい(小中チーム)

インタビュー第一弾は、隠岐國学習センター・小中チームメンバー(竹内、鈴木、村松、星川)に集まってもらいました。発足から約半年。取り組んできたあれやこれやを振り返りながら、目指す先がどこにあるのかを改めて確認する。そんな時間になりました。 日常的な学びの場をつくる竹内:隠岐國学習センター(以下学習センター)では、以前から夏休みや冬休みなどを活用して、小中学生向けの取り組みは実施していました。今年度からは、通年で小中学生との関わりをつくるために、新たに「小中チーム」を発足して、

「教育」にとことん向き合う1年間|大人の島留学生を募集します(※令和7年度募集は締め切りました)

隠岐國学習センターでは、島根県の離島・隠岐島前地域で1年間教育に取り組む「大人の島留学生」を募集します。 いままでの当たり前や予測可能な未来を一度リセットして、島根県の離島でとことん教育に向き合ってみませんか? まずはオンラインでご相談ください▶こちらから 大人の島留学とは島根県・隠岐諸島のうち隠岐島前地域(海士町、西ノ島町、知夫村)では「大人の島留学プロジェクト」と称して、全国各地の若者たちが島に滞在しながら働くことができる機会を提供しています。今回はこの制度を利用して

驚異のスピードで商品化!海士町の米粉と梅を使った「やさしいクッキー」販売開始しました

「早さこそ正義」 そんな言葉に背中を押されて、商品企画から販売開始までを驚異のスピードで実現した隠岐島前高校・地域共創科2年生の本多楓さんに話を聞きました。本多さんが開発した海士町産の米粉と梅を使った「やさしいクッキー」は、先週から菱浦港の島じゃ常識商店の店頭に並んでいます。インタビュワーは本校寮コーディネーターの岩瀬です。 お土産づくりをマイプロジェクトにしたきっかけは何ですか 1年生のゴールデンウィークで帰省する時に、家族や友だちに買うお土産の種類が少ないなと感じたこ

人と違うのはすてきなこと、を伝えたい(地域共創科×小学生の授業共創)

隠岐島前高校地域共創科3年生の生徒が、海士町立海士小学校の先生と共創して授業を行いました。 彼女は、小学生時代に「パキスタン」と「日本」、中学生時代に「スロベニア」と「ネパール」で生活をしており、文化の違いに触れるたびに戸惑いを感じていました。 それを乗り越えた経験から、異文化理解を通して”違うことは当たり前”だと思い、相手の立場に立って考えられるようになってほしい、と現在の活動をしています。 海士小学校4年生の担任の先生と打ち合わせを行い、道徳の授業で「人と違うことは

知夫(ちぶ)への愛が止まらない!| 教育魅力化コーディネーター対談・宮野準也×竹村ふみ

島根県の隠岐諸島にある人口600人の村、知夫。同じ隠岐島前地域の西ノ島、海士ともまた違う、ユニークな個性あふれる島との噂です。 初代知夫村教育魅力化コーディネーターの宮野準也と2代目の竹村ふみのお二人に、知られざる知夫の魅力についてゆる〜くあつ〜く語ってもらいました。 聞き手:魅力化スタッフ 浅井・中根 話者紹介 宮野準也 1987年生まれ。静岡県浜松市出身。2014年8月に海士町へ移住。海士町にある隠岐島前高校と連携した公立塾・隠岐國学習センターのスタッフを1年半勤め