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いわて高校魅力化の来し方、行く末

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高校魅力化に向けた取組に参考となる文部科学省、他県の教育委員会、高校等の記事を紹介します。いわて高校魅力化の行く末のヒントになるかもしれません。
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#探究学習

【高梁城南高校】「失敗の日」ー合言葉は「失敗おめでとう✨」ー

みなさん✨、 想像してください💡 「失敗」って、どんなイメージですか😀❓ 「ネガティブ」なイメージですか💦❓ それとも、 「ポジティブ」なイメージですか😃❓ きっと「ネガティブ」なイメージを持つ方が多いですよね💦 今回は、「そのイメージ」を「覆す取り組み」を紹介します😉 10月23日、 「県立高梁城南高校」で、 2年生の「総合的な探究の時間」の一環として、 「失敗」を「ポジティブ」にとらえる、 「失敗の日」が開催されました✨ また、島根県隠岐郡海士町にある「島根県

座談会~「総合的な探究の時間」を高校生の進路に生かしていくためには~

出席者 川嶋 太津夫 氏( 大阪大学スチューデント・ライフサイクルサポートセンター長) 野平 博司 氏(東京都市大学入学センター長) 宮本 久也 氏(全国高等学校長協会事務局長) 小林  浩 氏( 司会:本協会広報委員会委員、リクルート『カレッジマネジメント』編集長) ※ご所属・肩書等は座談会当時のもの 「総合的な探究の時間」に対する高校、大学それぞれの対応状況――2022 年度に導入された現在の高校学習指導要領では、新たに「総合的な探究の時間」が必修科目として加わり、20

【卒業生インタビュー】人魚の探究を、大学受験に。

「翠松高校グロウアップ」では翠松高校での成長(grow up)を、ひとりの人物にフォーカスして紐解いていきます。 卒業生の武本奈菜加さん(ノートルダム清心女子大学文学部現代社会学科1回生)は、総合型選抜入試で大学を受験しました。武本さんは「人魚の探究」を行い、時代によって移り変わる人魚像についてまとめました。その探究活動や受験をバックアップした前良治先生との対談形式で、武本さんのグロウアップ(成長)をクローズアップします。 勉強は苦手だった よく寝てました。笑 勉強そん

インタビュー#4 自分だけのガイドを作る場所(高校チーム・近藤)

インタビュー第4弾は、2024年4月から隠岐國学習センター(以下学習センター)高校チームで活動中の近藤亜紀さん。インタビューでは、学習センタースタッフとして迷いながら前に進んでいる経験を語ってくれました。 ▼近藤さんが学習センターを選んだ理由はこちらから! 教育にワクワクしなくなってしまった高校生の時に環境問題に関心を持って、大学生になってからESD(持続可能な開発のための教育)に出会って、そこから離島での公教育、隠岐島前高校と教育魅力化プロジェクトにたどりつきました。

インタビュー#3 生徒と共に育つ場づくり(高校チーム・吉岡)

インタビュー第三弾は、前回インタビューした岸川さんと同期・同じ高校チームで働く吉岡慧(あきら)さん。同じ学習センター・高校チームに所属しながらも、取り組んでいる内容や生徒へのアプローチの仕方がまったく異なる二人。違っているからこそ、多様な生徒対応が可能になるんだなと改めて感じるインタビューになりました。 ▼吉岡さんが学習センターを選んだ理由はこちらから! 「先生」じゃなくて「あきら」のままで隠岐島前教育魅力化プロジェクトに関心を持ってから、おもしろそう!ここで何をしている

「探究学習」って一体なんだろう?~NU Aseの展望~

こんにちは! NU Ase運営です。 今回は、探究学習とNU Aseの展望についてお話しします! 「探究学習」とは何かこれは、文部科学省が発表している定義です。 しかし、この言葉だけではまだ探究学習を掴みきれないと思います。 そこで、 このような観点から、探究学習について説明していきます! 「探究学習」ではどんなことをするの? 探究学習は、子供たち自身の疑問や課題からスタートします。 家での暮らしや学校生活の中で、様々な「なぜ?」「どうして?」ということに出会う

インタビュー#2 主役は生徒、でも一緒に未来を見たい(高校チーム・岸川)

インタビュー第二弾は、2024年4月から隠岐國学習センター(以下学習センター)高校チームで活動中の岸川桃子さんに仕事内容や、大切にしていることを聞きました。 ▼岸川さんが学習センターを選んだ理由はこちら 学習センターで「自分がいる意味」を見つける学習センターは、まず「高校チーム」と「小中チーム」に分かれていて、学校現場以外の場所から高校生を見たかった自分は高校チームの所属を選びました。 高校チームの仕事は、大きく言うと①教科指導の伴走、②探究活動の伴走、③学習センターの

自己成長から社会変革へ:盛岡一高生たちの熱意とビジョン

探究活動を通して「変えたい」と思っていることは何ですか? これは、個々の生徒たちが日々の探究活動の中で感じた「変えたい」という思いを引き出し、自己成長、技術向上、さらには社会への影響力にまで広がる可能性を探るための問いかけでした。 「自分を変え、自己成長を目指したい」という個人の内面への挑戦、「探究活動の精度を上げ、技術を向上させ、実社会で役立てたい」という実践的な目標、「社会への影響力を高めたい」と語る長期的なビジョン。生徒たちの思いはそれぞれ異なりますが、共通して探究

インタビュー#1 島の小中学生の日常をワクワクにしたい(小中チーム)

インタビュー第一弾は、隠岐國学習センター・小中チームメンバー(竹内、鈴木、村松、星川)に集まってもらいました。発足から約半年。取り組んできたあれやこれやを振り返りながら、目指す先がどこにあるのかを改めて確認する。そんな時間になりました。 日常的な学びの場をつくる竹内:隠岐國学習センター(以下学習センター)では、以前から夏休みや冬休みなどを活用して、小中学生向けの取り組みは実施していました。今年度からは、通年で小中学生との関わりをつくるために、新たに「小中チーム」を発足して、

「教育」にとことん向き合う1年間|大人の島留学生を募集します(※令和7年度募集は締め切りました)

隠岐國学習センターでは、島根県の離島・隠岐島前地域で1年間教育に取り組む「大人の島留学生」を募集します。 いままでの当たり前や予測可能な未来を一度リセットして、島根県の離島でとことん教育に向き合ってみませんか? まずはオンラインでご相談ください▶こちらから 大人の島留学とは島根県・隠岐諸島のうち隠岐島前地域(海士町、西ノ島町、知夫村)では「大人の島留学プロジェクト」と称して、全国各地の若者たちが島に滞在しながら働くことができる機会を提供しています。今回はこの制度を利用して

酒粕プロジェクト:地域の特産品を活かした持続可能な未来への挑戦

日本の伝統的な食品である酒粕に、新たな可能性を見出す盛岡一高の3名の探究テーマ「酒粕プロジェクト」 このプロジェクトを通して、彼女たちがどのような社会的課題に取り組み、どのような目標を掲げて活動しているのかをご紹介します。 酒粕とは 酒粕は日本酒の製造工程で生まれる副産物で、栄養価が非常に高い食品です。特に、タンパク質や食物繊維が豊富で、美肌効果や便秘解消、肥満抑制効果が期待されることから、健康志向の消費者に注目されています。しかし、現在では多くの酒粕が廃棄されているとい

【瀬戸高校】次世代教育を体感!生成AI活用ガイダンスを実施しました

 岡山県立瀬戸高等学校は、文部科学省が推進する「令和6年度高等学校DX加速化事業(DXハイスクール)」に採択されました。  学校では、生徒一人一人の可能性を最大限に引き出し、デジタル時代を生き抜くために必要な「デジタルリテラシー」を身に付けた次世代のリーダーを育成することを目標に掲げ、イベント・セミナー等を計画しています。    今回は5月24日に行われた「生徒(一年生)向け生成AI活用ガイダンス」の取組を紹介します。  瀬戸高校のDXを推進するのは、瀬戸高校で教育DX推進

【広報ニセコ連動企画】出願が定員越え。グローバルな環境で学び、地域を創る、北海道ニセコ高校

 こんにちは!ニセコ町公式note担当、地域おこし協力隊の伊藤です。  今回は【広報ニセコ連動企画】と題し、ニセコ町役場の広報広聴係の担当者がニセコ町広報誌「広報ニセコ」を取材制作した誌面記事の1つを取り上げ、広報ニセコでは書ききれなかった話や、そこで感じた想いなどをご紹介します。  広報ニセコ3月号で特集ページ「~地域とともに、進化する~シン・ニセコ高校」を手掛けたニセコ高校卒業生のニセコ町広報担当・青木未歩さん、 そして!北海道ニセコ高等学校の本谷校長先生にインタビュー