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いわて高校魅力化の来し方、行く末

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高校魅力化に向けた取組に参考となる文部科学省、他県の教育委員会、高校等の記事を紹介します。いわて高校魅力化の行く末のヒントになるかもしれません。
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#探究

【高梁城南高校】「失敗の日」ー合言葉は「失敗おめでとう✨」ー

みなさん✨、 想像してください💡 「失敗」って、どんなイメージですか😀❓ 「ネガティブ」なイメージですか💦❓ それとも、 「ポジティブ」なイメージですか😃❓ きっと「ネガティブ」なイメージを持つ方が多いですよね💦 今回は、「そのイメージ」を「覆す取り組み」を紹介します😉 10月23日、 「県立高梁城南高校」で、 2年生の「総合的な探究の時間」の一環として、 「失敗」を「ポジティブ」にとらえる、 「失敗の日」が開催されました✨ また、島根県隠岐郡海士町にある「島根県

探究活動に関する教員研修会 ふくしま探究スタートアップラボ開催!

 10月15日(火)ふたば未来学園高等学校を会場として探究活動に関する教員研修会「ふくしま探究スタートアップラボ」を開催しました。この研修会は、先生方が自分の学校で行われている探究活動を見つめ直し、各学校でより充実した探究活動が展開できるようにすることを目的にしています。研修会には県立高校7校から申し込みがあり、対象校から3~5人の先生方がチームとして参加して、探究活動について考えました。  今回は、この「ふくしま探究スタートアップラボ」の様子を紹介します。 最初に「探究」

プロジェクト始動!生徒主体の授業とは何か?

皆さん、こんにちは。 水沢高校です! 今回は10月25日(金)に本校主催で行われる「生徒とともに創る!学習者主体の授業」イベントに係り,本イベントの企画メンバーとして活動してくれているプロジェクトメンバーの活動の様子をリポートします. どんなイベントなの?高校教師を対象とした授業探究イベントになります。以下、概要です。 かつて授業と言えば、生徒は教師の説明を聞き、板書をノートに写したり、プリントに書き込んだりすることが中心で、生徒の学びの姿勢は受け身になりがちでした。そう

本宮市が舞台。「ミライ・ラボ」の挑戦!                                                        福島県立本宮高等学校

記事の概要  福島県立本宮高等学校は、令和3年4月に本宮市との包括連携協定を締結しており、本宮市からの様々なご支援をいただきながら、特色ある取り組みを進めています。その一つである、本宮市を舞台にした「探究」の学び、通称「ミライ・ラボ」の挑戦を中心に、本宮高校ならではの生徒たちの活動の様子をご紹介いたします。 1 福島県立本宮高等学校+本宮市=「フォトロゲイニング」 突然ですが、「フォトロゲイニング」というものをご存じでしょうか?  フォトロゲイニングとは、チェックポイントの

WWL探究基調講演会と座談会がありました!(5/23)

5月23日(木)、長崎大学経済学部の山口純哉先生による「WWL探究基調講演会」をおこないました! 山口先生は、地域経済学がご専門です。阪神淡路大震災の復興調査に参加され、地域社会の持続に興味を持たれ、地域経済学を専門とされました。 長崎の地域課題について、グローバルで多様な視点からアプローチされるお話は大変興味深く、探究活動への学びの意欲を喚起します。 また、先生は長崎県地域限定通訳案内士試験のテキストを監修されたり、テレビなどメディアに出演されたりと、長崎の魅力を社会

模擬裁判選手権オンライン大会準優勝者に聞く 10の質問

 8月3日(土)に実施された模擬裁判選手権オンライン大会で見事準優勝に輝いた福島高校チームのメンバーに10の質問に答えていただきました。 質問1 模擬裁判選手権に参加することを決めた理由はなんですか?  チーム代表の大宮が、昨年11月に開催された「女性弁護士に聞いてみよう!弁護士ってどんな仕事?」という郡山市で開催されたシンポジウムに参加した際、弁護士の先生から大会のことを教えていただきました。もともと法や弁護士に興味があったので、弁護士や検察官の方々から直接手ほどきを受

飯能高校 探究部 note について No.6

皆さん、こんにちは。埼玉県は飯能市にある、飯能高校で探究部の顧問をしている Mr.M です。 飯能高校 探究部は今年度新設された部活動です。何か具体的に行動できるものを!と考えた時にふと思いついたのがnoteの活用でした。 現在「できる限り毎日更新」を目標に、部員(6名)と私でnoteに記事をアップしています。 noteをはじめるにあたってnoteをはじめるからには、生徒にも積極的に運営に関わってもらう。これはモットーです。 顧問一人での運営は、いずれ疲弊して更新でき

探究交流マルシェ@メタバース 開催

3月19日午後、勝山高校主催で県内外の高校に呼びかけ, 探究対話を行う「探究交流マルシェ@メタバース」を開催しました。 福井県内はもちろん、遠くは宮城県、その他岐阜、愛知、埼玉などの高校生にも参加いただき、それぞれの活動を発表したり、今後の展開などを相談しました。 13:30にスタートし17:00まで長丁場の中、話し足りない雰囲気も残しつつ多くの対話が同時に画面内の様々な場所で展開していました。 また、見学の先生等は上記の参加学生のいるエリアのほか、新潟、静岡、東京、大

文理探究科の魅力発信!夏休みに行われた中学生向けの行事

夏休みもあっという間に終わり、まだまだ暑い中ですが2学期が始まりました。文理探究科においては、生徒たちは、夏休みも課外に励んだり様々な活動に取り組んだりしていました。(一部は別記事で紹介しています) さて今回は、夏休み中に行われた以下の2つの行事についてのお話です。  ①体験入学(中学3年生対象)  ②東白川郡連携型中高一貫教育 探究・実習体験(中学2年生対象) ①の体験入学は毎年実施されていましたが、②の探究・実習体験は、今年度初めて実施された行事です。中学生に少しでも文

色覚多様性の社会的課題の解決 :誰もが暮らしやすい社会の創造のために

色覚多様性、または色覚異常は、特定の色を認識する能力が部分的または完全に欠如している状態を指します。日本では約5%の男性と0.5%の女性が色覚異常を抱えているとされ、日常生活に様々な不便を感じています。 今回は色覚多様性を持つクラスメイトが私生活で困難を経験しているのを見て、社会的課題の解決を目指し探究活動をしている盛岡一高の4名のチームのご紹介です。 色覚多様性に対する課題色覚多様性に対する社会的な理解は依然として低く、多くの人々が色覚多様性を持つ人々の生活の困難さを認

【瀬戸高校】次世代教育を体感!DXハイスクール採択校で「探究アイデアソン」開催!

 7月9日、文部科学省が推進する「高等学校DX加速化事業(DXハイスクール)」に今年度採択されている瀬戸高校で、1学期最大のイベント「探究アイデアソン」が開催されました!  「探究アイデアソン」は、生成AIを活用して探究学習の質が高まる画期的な教育プログラムのことです。数理・データサイエンス・AIを活用した具体的なアプローチや、探究学習をより効果的に進めるための戦略について実践します。  この教育プログラムの特徴は、慶應義塾大学SFC研究所上席所員と瀬戸高校が共同開発した「

驚異のスピードで商品化!海士町の米粉と梅を使った「やさしいクッキー」販売開始しました

「早さこそ正義」 そんな言葉に背中を押されて、商品企画から販売開始までを驚異のスピードで実現した隠岐島前高校・地域共創科2年生の本多楓さんに話を聞きました。本多さんが開発した海士町産の米粉と梅を使った「やさしいクッキー」は、先週から菱浦港の島じゃ常識商店の店頭に並んでいます。インタビュワーは本校寮コーディネーターの岩瀬です。 お土産づくりをマイプロジェクトにしたきっかけは何ですか 1年生のゴールデンウィークで帰省する時に、家族や友だちに買うお土産の種類が少ないなと感じたこ

人と違うのはすてきなこと、を伝えたい(地域共創科×小学生の授業共創)

隠岐島前高校地域共創科3年生の生徒が、海士町立海士小学校の先生と共創して授業を行いました。 彼女は、小学生時代に「パキスタン」と「日本」、中学生時代に「スロベニア」と「ネパール」で生活をしており、文化の違いに触れるたびに戸惑いを感じていました。 それを乗り越えた経験から、異文化理解を通して”違うことは当たり前”だと思い、相手の立場に立って考えられるようになってほしい、と現在の活動をしています。 海士小学校4年生の担任の先生と打ち合わせを行い、道徳の授業で「人と違うことは

令和7年度に郡山高校で「探究科(仮称)」がスタートします!       郡山高校の学科改編について(その2)「探究科の特色は?」

 「県立高等学校改革後期実施計画」に基づき、郡山高校に、新たに「探究科(仮称)」を設置する計画を発表しました。  今回は郡山高校学科改編に関する記事の第2回目として、郡山高校「探究科」の特色についてQ&A方式でご紹介します。体験入学のお知らせもあります。 Q1 探究科ではどのような力を育成するのですか。  独自の探究プログラムにより、生徒の自ら学びに向かう力や思考力・判断力・表現力を育成します。 1年次は外部の方の講話を参考に自分の夢や将来を考え、目標設定をします。 2