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いわて高校魅力化の来し方、行く末

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高校魅力化に向けた取組に参考となる文部科学省、他県の教育委員会、高校等の記事を紹介します。いわて高校魅力化の行く末のヒントになるかもしれません。
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#学校

【明日からはじめる】学校業務改善について考えるヒント集

文科省から提示された業務の3分類14項目について 第2回・第3回の議論を振り返り、業務の3分類14項目「教師の業務だが負担軽減が可能な業務(9〜14)」について、委員の方々より、ご自身の経験や事例校の情報から「こんなことできるのではないか」という意見をたくさんいただきました。今回は、お金がない・時間がない状態でも着手できるものがあるのではないかという観点から出された取り組みの一部を紹介したいと思います。各校が自校でアイデアを出す叩き台として使ってもらいたいと考えています。こ

令和6年度 【第1回】青森県教育改革有識者会議レポート

▼令和6年度第1回会議はこちらの動画でご覧いただけます▼ 本記事では内容を一部抜粋して掲載しておりますので、ノーカットでご覧いただける動画も併せてご活用ください。 知事メッセージ昨年度の振り返りと今年度の改革姿勢 昨年度は、スピード感を持って委員の皆様に提言を取りまとめていただいたことへ感謝を申し上げます。教育委員会の教育政策課内に「学校の幸せ推進室」を新設し、こどもたちに向かっていく教職員の余白作りがスタートしたことは改革の一つの成果ではないかと思ってます。 一方で、

【宮下宗一郎知事インタビュー】2040年青森県の教育に向けて求められることとは

2040年のあるべき青森県の教育像とは――2040年のあるべき青森県の教育像について、どのようなビジョンをお持ちでしょうか。 2040年の教育は、端的にいえば、2100年ぐらいを生きるこどもたちを支えるものであるべきです。つまり、「2100年を生きるこどもたちのための教育をその時に行えているか」ということが重要なポイントであるといえます。 13年前(2010年)に、その1年後に東日本大震災が起こるなんて誰も思わなかったですよね。また、4年前に新型コロナウイルス感染症が蔓延

ふくしまの探究まとめました!     ウェブサイト「ふくしま高校生探究の窓」開設!

 高校生が取り組んでいる探究活動と県立高校の探究活動に対する支援を紹介するウェブサイト「ふくしま高校生探究の窓」が開設されました!  高等学校では「総合的な探究の時間」などで探究活動を展開しています。探究活動とは、生徒が自ら課題を設定し、情報を収集・整理・分析してまとめ表現するという一連の学習活動のことです。この活動では生徒が設定した課題についての情報を収集するために、学校と地域との連携が必要となることがあります。また、課題の立て方や情報の収集・整理、分析の仕方、まとめ方な

次世代マイスターを育成する専門高校の挑戦(埼玉県の事例)

社会システムが急激に変化している今日、高校教育の現場では、実社会に関わる課題を解決しようとする探究的な学びや、地域の産業界等と連携した高度かつ実践的な学びが重視されています。特に産業界で活躍する人材の輩出が期待される専門高校では、産業構造や仕事内容のめまぐるしい変化に応じて教育内容をアップデートしていくことが重要です。 専門高校はいかにして産業界の変化を教育内容に取り入れていくとよいのでしょうか。企業から現役の役職者や技術者を採用し一体となって教育課程を刷新・実践している、

教師の働きやすさと働きがいをどう両立させるか|持続可能な教育現場をつくるための環境整備

今年8月、中央教育審議会(以下、中教審)において、「「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について(答申)」が取りまとめられ、教師を取り巻く環境整備のため、「働き方改革の更なる加速化」「学校の指導・運営体制の充実」「教師の処遇改善」を一体的・総合的に進める必要があるとの考え方が示されました。今後、文部科学省はこの提言に沿って施策の実現に向けた取組を進めることになります。 中教審の荒瀬会長と「質の高い教師の確保特別部会」の貞広部会長

飯能高校 探究部 note について No.6

皆さん、こんにちは。埼玉県は飯能市にある、飯能高校で探究部の顧問をしている Mr.M です。 飯能高校 探究部は今年度新設された部活動です。何か具体的に行動できるものを!と考えた時にふと思いついたのがnoteの活用でした。 現在「できる限り毎日更新」を目標に、部員(6名)と私でnoteに記事をアップしています。 noteをはじめるにあたってnoteをはじめるからには、生徒にも積極的に運営に関わってもらう。これはモットーです。 顧問一人での運営は、いずれ疲弊して更新でき

10月13日は失敗の日!

10月13日(日)隠岐島前高校では「失敗の日」を開催します。 ▶︎昨年度の様子はこちら 失敗の日は、「失敗を共に称え合う学校」という学校経営スローガンができた令和4年度からスタートした隠岐島前高校独自の学校行事です。 発祥はなんと北欧のフィンランド!本家フィンランドが「失敗の日」と定める10月13日にあわせて、隠岐島前高校でも毎年10月13日に実施しています。 今年度は生徒による失敗の日チームが発足され、当日に向けが準備が着々と進んでいます。失敗の日のInstagra

めざせ教職!学校訪問バスツアーを初開催~特色ある学校を岡山大学生と訪ねてみよう~

 8月19日、津山教育事務所では、岡山大学教育学部と連携し、教職に関心のある中学生や高校生が教職を目指す大学生とともに特色ある教育を推進している県北の学校をバスで訪問するツアーを初めて実施しました。  学校のイメージを膨らませていくとともに、教師として勤めてみたいという夢や希望をもつきっかけになればということで企画されました。  その様子を紹介いたします。  この日は、奈義町立奈義中学校から始まり、勝央町立勝間田小学校、美咲町立柵原学園、鏡野町立南小学校の順に訪問しました

メンタルヘルス研修会を開催しました!

 8月1日、管理職及び衛生管理者を対象に、メンタルヘルスマネジメント実践研修会を開催しました🌞! 前半は、「学校におけるメンタルヘルス対策」として、組織としての対応、早期発見・治療の進め方などの講義を受けました。 後半は、ケーススタディとして、様々な事例からカウンセリングマインドと相談の受け方の技法を学びました。 参加者からは、 些細な言葉でも声かけが大事! 傾聴に当たっての留意事項やコツを確認した上で、実際にやってみることで、その難しさを感じることができました! 同

令和7年度に郡山高校で「探究科(仮称)」がスタートします!       郡山高校の学科改編について(その2)「探究科の特色は?」

 「県立高等学校改革後期実施計画」に基づき、郡山高校に、新たに「探究科(仮称)」を設置する計画を発表しました。  今回は郡山高校学科改編に関する記事の第2回目として、郡山高校「探究科」の特色についてQ&A方式でご紹介します。体験入学のお知らせもあります。 Q1 探究科ではどのような力を育成するのですか。  独自の探究プログラムにより、生徒の自ら学びに向かう力や思考力・判断力・表現力を育成します。 1年次は外部の方の講話を参考に自分の夢や将来を考え、目標設定をします。 2

あなたの力を必要としている学校がある!~講師等臨時登録面接会を実施します!~

 岡山県教育委員会では、岡山県内の公立学校(岡山市立学校を除く。)で勤務する講師等臨時登録面接会を次のとおり開催します。  対象となるのは小学校・中学校に勤務を希望する方です。土日に、原則オンラインで実施しますので、遠方の方や、平日に都合が付きにくい方も参加しやすくなっています。  高等学校・特別支援学校での勤務を希望される方は教職員課まで御連絡ください。 ・講師等登録申込書はこちら ↓ ↓ ↓ 【この記事の問い合わせ先】  岡山県教育庁教職員課評価・企画班 担当:黒瀬

「未来を創る この場所から」 学校名 福島県立原町高等学校

記事の概要 本校は、昭和14年創立の相馬商業学校を前身とし、昭和23年の学制改革で原町高等女学校と合併し発足しました。令和元年に創立80周年を迎え、相双地区の進学指導重点校として日々学習に打ち込むとともに、部活動や生徒会活動に主体的に取り組んでいます。また、地域の「相馬野馬追」や「サムライフェス」等のお祭りや地域でのボランティア活動にも積極的に参加しています。  さらに、「福島イノベーション・コースト構想」の実現を担う人材育成のため、地域の研究機関や企業等と連携した教育プロ

全国的にも珍しい取組です!「新たな居場所」を作りました!~県教育支援センター「My Place」~

高校進学を目指しているが、様々な理由で登校ができていない中学生のために、学習等をしながら落ち着いて生活できる新たな居場所として、4月5日、県立岡山御津高等学校内に岡山県教育支援センター「My Place」を設置しました。 指導主事2名と相談員1名(以下、「スタッフ」と称す)が常駐し、生徒一人一人の状況に応じて、生活及び学習支援等を行います。 原則火曜日から金曜日までの週4日間(祝日及び年末年始、長期休業中を除く)開所しており、時間内であれば、自由に通所及び帰宅することがで